入れ歯
入れ歯には、1本以上の歯を失った場合を補う『部分入れ歯』と、上あごや下あごのすべての歯を失った場合に補う『総入れ歯』があります。部分入れ歯は人工歯と歯肉を補うための、プラスチックや金属の床(しょう)と呼ばれる土台と、残っている歯に固定するクラスプ(脱着式の金属のばね)からなっています。
インプラントとは、ご自分の歯と同じように噛めたり、ご自分の歯のように見える人工の歯のことで、第2の永久歯と呼ばれることもあります。
歯を失った部分のあごの骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。
あごの骨に直接固定し、インプラント単独で機能できるため、ブリッジのように周りの歯を削ったり、入れ歯のように違和感を感じることがほとんどありません。ご自分の歯のように食事や会話を楽しむことができます。
当院では、「骨が足りない」「持病がある」などの理由から他院でインプラントができなかった方など、ご相談ください。
入れ歯・ブリッジ・インプラントが選択されます。(歯の欠損の仕方で適応外になる場合もあります。)
入れ歯には、1本以上の歯を失った場合を補う『部分入れ歯』と、上あごや下あごのすべての歯を失った場合に補う『総入れ歯』があります。部分入れ歯は人工歯と歯肉を補うための、プラスチックや金属の床(しょう)と呼ばれる土台と、残っている歯に固定するクラスプ(脱着式の金属のばね)からなっています。
失った歯を補う人工歯とその両隣の歯のかぶせものが一体となったものです。両隣の歯が支えとなり人工歯が固定され、入れ歯のように取り外しの必要がありません。そのため、失った歯の両隣に歯がなければできません。
歯を失った部分のあごの骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。周りの残存した歯に負担をかけることなく単独で機能することができます。
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年齢(性別) | 59才(女性) |
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症状 | 主訴:奥歯のつめものが取れた。 欠損している奥歯に歯を入れたい。 診察所見:左下残存臼歯部の齲蝕(虫歯)と欠損歯を認めた。 |
治療内容 | ①欠損歯部治療(部分入れ歯・ブリッジ・インプラントの選択肢でインプラント治療を希望) ②齲蝕歯の治療(保険の金属冠・自費のジルコニア冠の選択肢でジルコニア冠を希望) |
治療期間 | 約3か月 |
料金 | Straumann(ストローマン)インプラント ①インプラント埋入手術費(1本): 264,000円(税込) アバットメント費 : 66,000円(税込) 上部構造費(フルジルコニア): 154,000円(税込) 総額 : 484,000円(税込) ②齲蝕歯治療費(フルジルコニアクラウン): 132,000円(税込) |
治療を受ける上でのデメリット | ・外科治療が必要な為、術後の腫れ痛みを生じる可能性がある(個人差あり)。 ・治療期間が数か月かかる。 ・保険外治療の為、治療費が高額になる。 |
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年齢(性別) | 70歳(女性) |
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症状 | 主訴:入れ歯が合わない。 取り外し式の入れ歯ではなく、固定式の歯を入れたい。 診察所見:上下顎部分床義歯の装着 義歯のアタッチメント歯の歯根破折 |
治療内容 | ①保存困難歯の抜歯 ②歯の欠損部への上顎7本、下顎2本のインプラント埋入術 ③インプラント埋入時付加手術(ソケットリフト) ④上顎10歯、下顎2歯の固定性上部構造(ジルコニア)装着処置 |
治療期間 | 約8か月 |
料金 | Straumann(ストローマン)インプラント インプラント埋入手術費(上下顎9本): 2,145,000円(税込) 付加手術費(2部位): 220,000円(税込) アバットメント費(9本): 594,000円(税込) 固定性上部構造費(12歯): 1,848,000円(税込) 総額 : 4,807,000円(税込) |
治療を受ける上でのデメリット | ①外科治療が必要な為、術後の腫れ痛みを生じる可能性がある(個人差あり)。 ②治療期間中は仮義歯を装着して頂く為、食事、会話等に不便を生じる可能性がある(個人差あり)。 ③治療期間が数か月かかる。 ④保険外治療の為、治療費が高額になる。 |
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年齢(性別) | 77歳(女性) |
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症状 | 主訴:歯が抜けた。 入れ歯が合わない。 入れ歯の固定をしている残存歯が、ぐらぐらして噛むと痛い。 診察所見:残存歯の歯根破折 |
治療内容 | ①保存困難歯の抜歯。 ②義歯の固定源となるインプラント埋入術 ③ロケーターアバットメント(インプラントと義歯を固定する脱着装置)装着 ④インプラント義歯(IOD)製作 |
治療期間 | 約3か月~5か月 |
料金 | Straumann(ストローマン)インプラント 抜歯術費(1本): 16,500円(税込) インプラント埋入手術費(2本): 495,000円(税込) ロケーターアバットメント費(2本): 176,000円(税込) 義歯(金属床): 440,000円(税込) 総額 : 1,127,500円(税込) |
治療を受ける上でのデメリット | ①外科治療が必要な為、術後の腫れ痛みを生じる可能性がある(個人差あり)。 ②治療期間は仮の義歯を装着して頂く為、食事、会話等に不便を生じる可能性がある(個人差あり)。 ③治療期間が数か月かかる。 ④保険外治療の為、治療費が高額になる。 |
無歯顎で総義歯の場合はインプラントの埋入本数を少なくでき、インプラントが固定源となり、義歯の安定性を向上させることができます。
また、固定性上部構造のインプラント治療に比べて治療費を抑えることもできます。